◆ 忘れていませんか?リフォーム費用! |
~ 予算ギリギリで購入すると、リフォーム費用が足りない! ~
中古マンションの購入で大事なポイントの一つに
資金計画があります。
この時、忘れがちなのが『リフォーム費用』です。
賃貸の場合は、入居者の退去があれば、
大家さんが綺麗にリフォームをして再募集します。
しかし、中古マンションを購入する場合は、
現状での引き渡しが基本です。
汚れている壁紙を売主さんは貼り替えてくれません。
購入後に自らリフォームしなければならないのです。
過去に私が売買で携わった物件では、
新しいマンションなのでリフォームが必要ないかも
と思われた物件でも、室内を見たら
しっかり必要な物件を多数見てきました。
また、物件によっては水回り(風呂・洗面・トイレ・
キッチン)を全て入れ替えなければならないような
お部屋もあります。
全面リフォームだと、
予算は400~600万円は必要でしょう。
すると、予算を2,000万円と決めていても、
リフォーム費用を差し引き1,400~1,600万円の
物件を探すほうがいいことになります。
銀行ではリフォーム費用も別で借りることは可能
ですが、リフォーム費用も含めて2,000万円以内に
収めることが重要です。
◆ リフォーム費用はいくら必要なのか? |
では、リフォーム費用はいくら必要なのでしょうか?
お部屋を見学しただけでは分かりませんよね。
そこで、目安は全面リフォームだと
お部屋の広さ×5~8万円で計算します。
例えば部屋の面積が70㎡だと
70×5~8万円=350~560万円となります。
軽微なリフォームだと
お部屋の広さ×1~2万円で計算してみましょう。
私が見学に同行しました際は、部屋の状態と
リフォームが必要な箇所も同時に確認し、およその
費用をお伝えしていますので、参考にしてください。
◆ 資金計画は重要! |
リフォーム費用を忘れないことも重要ですが、
特に、住宅ローンを組んで購入される方は
トータルの資金計画は重要ですね。
いくらのマンションなら購入できるのか?
いくらのマンションなら購入しても安心なのか?
何を基準にしたらいいのか?
私は、お客様に必ずお伝えしていることがあります。
それは、
「銀行が貸してくれる額と、
借りてもいい額は違います」です。
銀行の基準では、夫婦と子供3人の5人家族と、
夫婦だけの2人家族は、人数が違っても、
夫の収入が同じならば、借りられる額は同じに
なります。
子供が3人いる家族といない家族とでは
家計の出費は全然違うはずなのです。
私も男3人兄弟で、それも年子だったので、
食費だけでも母は大変だったと思います。
◆ 銀行は家族構成を考慮していない |
銀行は家族構成を考慮せずに収入で判断します。
例えば、収入から逆算をすると借りられる額が
2,000万円で、毎月返済は6万円だったとします。
夫婦2人だと出費も多くないので、
6万円の返済は難しくないでしょう。
一方、5人家族だとどうでしょうか。
毎月6万円の返済は負担が大きいかもしれません。
そこで、毎月の返済を15,000円減らして45,000円に
してみると、借りられる額は1,500万円に下がります。
このように、同じ収入でも家族構成によって
借りてもいい額は調整する必要があるでしょう。
また、今後増えたり減ったりする人数も考慮し、
借りる額を検討しましょう。
「私は、いくらなら借りてもいいの?」と
不安な方はシミュレーションできますので
お気軽にご相談ください。
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