◆ 中古マンション購入者「14の失敗」! |
~ 失敗事例から学ぶ! ~
リクルートさんの「suumo(スーモ)※」に
『実際に購入された方の失敗談』が
掲載されていましたので、ご紹介します。
内容は大きく分けて、次の3つです。
1.「情報収集で失敗した」
2.「物件チェックで失敗した」
3.「手続きやお金で失敗した」
それでは、早速中身をチェックしてみましょう。
《情報収集で失敗した》
(1)マンションにこだわりすぎた
「マンションだけを探していたが、戸建ても考えればよかった」
マンションで条件が合わなければ、戸建ても検討
してみましょう。それぞれのメリットとデメリットが
分かりますよ。その上で、どちらにするか決めるの
でも遅くないでしょう。
(2)「駅から遠い」と思い込んでいた
「実際に歩いてみたら、意外と近いことに気付いた」
行ったことのない地域はイメージしにくいものです。
物件概要で判断するのではなく、現地に足を運んで
みましょう。近道が見つかったり、坂道があったり
と、意外な発見がありますよ。
(3)マンションにも庭付きがあることを知らなかった
「庭付きは、一戸建てだけだと思っていた」
マンションにも庭付きや専用ガレージ付き物件は
あります。また、ペットが飼育可能なら、お庭で
一緒に遊んだりもできますよ。
(4)バス便も検討し、範囲を広げればよかった
「バス利用だと、駅から遠くて不便だと思い込んで
いた」
バス便は確かに不便なイメージがありますよね。
そこで最寄りのバス停を調べてみたら、
「通勤の時間帯は意外と本数があり、駅まで
10分ほどだった」とか、
「駅からは少し遠くなった分、同じ予算でも築年数が
新しい物件が見つかったり、広い部屋が見つかったり」
など、色々メリットもありますよ。
また、納得の物件に巡り合っている購入者の特徴は
初めは範囲を広く、条件もあまり絞らずに、まずは
情報収集をし、徐々に条件を絞り込んでいくようで
そういう人が、最終的に購入に成功されています。
《物件チェックで失敗した》
(5)物件のどこをチェックすればいいか、
よく分からなかった
「よく見てくださいねと言われても、どこを見れば
いいの?」
気になるところがあれば、自然と目に入りますが、
建物や室内のどのようなところをチェックしたら
いいのか分からないのは、当然だと思います。
そこで、マンションナビではメンバー登録時のサービス
として『現地チェックリスト※』を用意しました。シート
を見ながらだと、誰でも簡単に確認できますよね。
※詳しいサービス内容は、コチラからどうぞ
(6)テンションが上がり、即決してしまった
「新築のマンションギャラリーで冷静な判断ができず、
即決したことを後悔している」
モデルルームは少し現実離れした空間をあえて
演出していますので、一気にテンションが上がり、
そのまま購入してしまったのでしょう。
そんな時は、営業マンに迫られても即答せず、
一旦帰宅し、もう一度冷静に考えてみましょう。
また、相談できる方がいる場合は、
客観的な意見も聞ける場合がありますよ。
(7)和室は必要だった
「夫婦2人だったので、必要ないかなと思っていた。
しかし、母親と同居することになり、寝る時は布団
だったので、洋室にゴザを敷いている」
最近では、和室のないお部屋も珍しくはありません。
寝具が「布団派」の方は、和室がないと押入れもない
ことが多いため、収納に苦労するかもしれませんね。
(8)使っていた家財道具が入らない
特に、冷蔵庫やタンスが入らないことはよくあります。
お持ちの家財は事前に寸法を測っておき、現地で
チェックしましょう。
(9)入居中だったので、遠慮してあまり見られなかった
「購入後、物入れを開けたら、奥の角に建物の柱が
あり、思っていた物が入らなかった」
特に、収納や押入れは、お住まい中だと開けにくい
ものです。しかし、思っていた物が入らないと困り
ますよね。
そこで、見学時には「開けてもいいですか?」と売主に
確認してみましょう。まず断られることはありません。
広さなども、しっかりチェックしましょう。
(見学する前の心構えを知りたい方は、)
(「中古マンション見学時の心得とマナー!」も)
(是非ご覧ください。)
(10)空室だったので、現地に行けばすぐに見られる
と思っていた
「現地で、今から見たいんですが、と電話したら
鍵がすぐに手配できませんと言われ、見れなかった」
空室物件の場合、見学するには事前に鍵の手配が
必要です。前もって、見学希望日時を不動産会社に
連絡しておきましょう。
このように、購入で成功されている方は、焦らず
じっくりしっかりお部屋以外も確認されています。
個々で判断できない事柄は、遠慮せず、担当者にも
相談してみましょう。プロのアドバイスも、参考に
なりますよ。
《手続きやお金で失敗した》
(11)予算立てが甘かった
「購入の諸経費が、意外と必要だった」
購入するお部屋以外にも、諸費用が必要です。
諸費用は、住宅ローンを利用する場合、
1,500万円以下の物件であれば、購入価格の10%、
1,500万円以上であれば、9%が目安です。
他に、車のローンやクレジット払いがありますと
希望額を借りられないことがありますので、
事前に詳細は担当者に伝えておきましょう。
(12)当てにしていたボーナスが大幅ダウン
「勤務先の業績が下がり、予定していたボーナスが
出なかった」
ボーナス払いを併用すると、毎月の支払い額は
下がりますが、あまりボーナスの比率を上げると
支給額が下がった時に、家計を圧迫します。
出来れば、「ボーナス併用払い」ではなく、
「毎月払い」のみで資金計画を立ててみましょう。
(13)固定資産税を忘れていた
「住宅ローン以外の支払いを計算していなかった」
不動産を所有すると、土地・建物に対して
固定資産税が掛かります。
また、マンションだと管理費と修繕積立金も
必要なので、住宅ローン以外のコストも含めて
資金計画をしっかり立てましょう。
(14)何度か会社を休んだ
銀行で住宅ローンを組む場合、
平日に手続きを行いますので、日程が決まり
ましたら、事前に調整しておきましょう。
銀行によっては、土日も対応してくれる
ところもありますよ。
資金計画は、マンションの情報収集をするよりも
先に立てることが大切です。
お金で失敗してしまうと、後で取り返しのつかない
ことになってしまいます。
無理をしない範囲で生活ができる資金計画を
しっかり立てておきましょう。分からないことや
不安に思うことは、お気軽にご相談ください。
※いつもためになる記事が多いので、参考にして
います。リクルートさんありがとうございます。
※一戸建てを購入されている方も含まれていました
ので、特にマンション購入に関する内容に絞って
みました。また、一部編集しています。
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