代表挨拶
マンションナビ代表の 村長洋明(むらながひろあき)です。
私は、昭和43年4月に東大阪市の小阪産病院で生まれました。
体と精神を鍛えるため、小学1年から柔道を習い始め、中学では部活のキャプテンを務めました。なんとか黒帯まで昇段しました。お陰で、転んで怪我をすることもなく、風邪を引くこともほとんどありませんでした。高校では、ラグビー部で汗を流しました。【One for All, All for One】「1人は全員のために、全員は1つの目標のために」を学びました。
就職・結婚・起業
高校卒業後は住宅エクステリアの設計事務所に就職。22歳で不動産業に転職、27歳で結婚、同年に先輩と不動産会社を八尾市で設立。5年後、京都で不動産業を営む中川社長と出会ったことで、私の人生が変わりました。それから8年後、現在のクローバーライフを立ち上げたのです。
なぜ、中川社長との出会いで人生が変わったのか?
当時、不動産フランチャイズに加盟しており、全国表彰式で中川社長と出会いました。また、社内には20年連続優秀成績賞を受賞されている村上さんという、スーパーレディもおられます。その村上さんに営業を教わりたくて色々質問しました。すると、驚きの事実を知ってしまったのです。
その事実とは?
「私のところはね、銀行から住宅ローンの承認が出ても、中川社長の承認が出なければ、契約できないのよ」とおっしゃるのです。「えぇぇ!」と耳を疑いました。
通常、購入希望者の住宅ローンが銀行で承認されれば、即契約です。しかし、もう一段階、社長の承認が必要だというのです。そこで、なぜ社長の承認が必要なのか、直接尋ねました。中川社長は、
村長くん、銀行はお金を貸すのが仕事やね
はい
だから、子供が3人の5人家族でも、夫婦だけの家族でも、年収と年齢が同じなら、同じ金額を貸してしまうのが銀行なんや
確かに、そうですね
5人家族と2人家族とでは、家計の出費が違うよね
はい、子供3人だと食費も嵩みます
そうやね、だったら同じ年収でも支払える額は家族ごとに違って当然やね。だけど、銀行は年収で判断するから、同じ額を貸してしまう
だから、僕は家族やその背景も考慮して、安心して支払える額かどうかを判断してるんや
そうだったんですね
村長くん、不動産屋は家を売るだけが仕事やないよ。お客さんが家を買って幸せになってもらうことが仕事なんやで
不動産屋はその役割と責任があると、僕は思うねんけどな
と話してくれました。
このお話がきっかけで、私の人生が変わっていくことになります。
私はそれ以来、単に家を売るだけではなく、お客様に寄り添い安心して暮らせるような「役割と責任ある」提案をしてきました。一方、先輩と立ち上げた会社は売上もスタッフも増え、成長していました。
しかし、成長に伴い、経費も膨大です。すると、私の役割と責任ある営業がし辛くなってきたのです。なぜなら、役割と責任ある営業だと、購入できるお客さんを時には断らなければならないからです。経費を考えると、目の前の利益を断ることができない日もありました。
これでいいのかと悩んだ結果、「役割と責任を全うするためには新しい会社を造るしかない」と決意しました。
そして、2008年(平成20年)に、クローバーライフ㈱を立ち上げたのです。スタッフが増えると同じ事になりかねないので、スタッフは私と事務の2名だけです。2名分の経費なら、役割と責任を全うしながら運営できるからです。
もし、中川社長と村上さんに出会っていなければ、クローバーライフの誕生はありませんでした。私にとって大きな人生の分岐点になったことは間違いありません。後悔はありません。むしろ充実した日々を送っています。
お陰様で、なんとか15年間続けられています。これまでに出会ったお客様のお陰です。感謝しかありません。また、これから出会うであろうあなたにも感謝です。