おじいちゃんが亡くなって7～8年経つ。
島根県に住んでいたおじいちゃんは私たち孫が
遊びに行くと限って戦争の話をしてくれた。
1度目は興味本位で聞いていたが、
毎年同じ話なのでほとんど上の空だった。
この本を読み終えたとき、
もっと真剣におじいちゃんの話を聞いておけばよかった、
もっと質問しとけばよかったと後悔しています。
登場人物から語られる戦地の状況は小説を読んでいることを
忘れて、直に聞いているかのような錯覚さえあった。
戦争を知らない私はこの本を娘にも読んでほしいと切に思う
負けを認める勇気と引き際が肝心だとつくづく思い知らされた。
号泣すると聞いていたが、涙は出なかった。
涙よりも感動が勝ったのだろう。
映画化されると聞いた。
劇場で大泣きしそうな予感・・・
●21冊目
●本のタイトル／永遠の0ゼロ
●著者／百田尚樹（ひゃくた　なおき）
●発行所／㈱講談社

映画も観てきました！
劇場の7割近くは泣いていたのではないでしょうか。
岡田准一が格好いいですね。映像もリアルで
臨場感がありました。
映画としては本の内容をぎゅっと半分ほどに
凝縮した感じでした。久しぶりにエンディング
ロードの最後まで座っていました。